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いくらでも引けます

bot収録歌401~

一歩も外に出たくない

 

でも出ないといけない。楡の短歌bot@ronire_log)の収録歌一覧続きです。401首目から。500首行ったら次のページに移ります。随時更新予定。

※ざっくり登録順に並べてあるだけです。見づれ~

※気づいたんですがこれ上の方が登録新しいですね。まあいいか

 それではどうぞ。

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推しが実在したらつらいだろうな

推しが実在したらつらいだろうなあ

 

じっくり二回言ってしまった。でも最近本当にそう思う。

日頃夢女子やら腐女子やらいろいろやっているけれども、泣きそうになるほど愛おしい推しが実在していたことが今までおそらくない。夢相手が実在していないことに涙を流す夜ばかり過ごし、どうあがいても死に別れる推しカプが現世に転生して幸せに生きていることを願ってばかりいた。わたしにとって現実は、あくまで推しが存在しない世界だった。立体物に興味がないわけじゃない。もちろん心惹かれる方もたくさんいる。ただその「心惹かれる」には制御できない感情もままならない慟哭も含まれてこなかったというだけの話だ。それがなぜかはわからない。でもそうだったのだから、今のところ結果からそう言うしかない。ほんと、なんでだろうねえ。

ある時ふと、思った。推しが実在してしまったらわたしはどうなるんだろう、と。この世界にいない推しを愛するこの気持ちこの情動のままで、推しが実在してしまったら。わたしはどうなってしまうのだろう。身近でも画面の向こうでも、遠くインターネットを隔てていても。確かに実在し、そこで人生を消費し、生きていたら。

 

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とりしらべ☆うぉーず

カツ丼じゃなくてマグロ丼がいい

 

最近、ピンと来たことがある。
ずっと考えたことにある種の答えが出たような、ひとつの道が示されたような気がして腑に落ちたのでここに書く。丁度いい表現が見つかった、とも言えるだろう。


わたしの意思表明はいつも、半ば強制された自白ではなかったか、ということについて。

 

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夢の降る街

そういう街に行きたいよねって

 

高校時代、なんの原稿だか忘れたけれど「わたしの一日は48時間だ」から始まる文章を書いて学校に提出した記憶がある。とろいので何事も人の倍かかる、みたいなことを言いたかったのだ。そしてそれを「書き出しが非常識だね」と言われた。褒めるニュアンスだった。褒めるニュアンスでそういうこと言うの、英語の先生っぽいよね。実際英語の先生だったんだけど。
思い返すことといえば日常の一コマばかりで、そのどれもがわりと精彩だ。行事も大きなイベントもちゃんと好きだったけど、印象は漠然としている。風化しているわけじゃない。覚えていることもたくさんある。だけどすべては日常の延長。いつも冷たい感覚。心の奥、というか、喉の奥が。冷えたものを飲み込んだというより、凍えた胃の中身がせり上がるような。酸味を伴う冷たさで、わたしはいつも日常に引き戻される。
非日常めいたものを、非日常めいたものとして覚えていたかった。消費していく毎日の中に落とし込んじゃつまんねえのに、それ以外の消化の方法がわからない。
吐き出すにはもったいなくて、胃の中で渦巻かせたままだ。楽しかったことも、辛かったことも。

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カードコミューンが欲しかった

プリズムホーピッシュは持ってたけど

 

わたしは初代プリキュア世代だ。

キュアブラックが大好きで、でもごっこ遊びで人気があるのはいつもホワイトだった。だからブラック枠はいつも空いていた。どことなく寂しかった。だってMaxHeartになってからはルミナスにも人気を抜かれた気がする。わたしの周りだけかもしれないけど。強くありたかった。強くなるための変身とその使命に夢を見ていた。カードコミューンハートフルコミューンも持っていないわたしは、ただ毎週プリキュアを応援した。自身が大きななにかを救っているようで、それが楽しかった。純粋に。

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連作 2018.3~2018.5

知育菓子パーティーがしたい

というのはひとり言で、最近作った連作を載せておこうと思う。やっと短歌もこっちでまとめる気になったのだ。インターネットだろうが何だろうが片付けが苦手なわたしにとってこれは躍進である。こんなの生きる意味しかない。えらい。

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